ロデオ |
Wild East Rodeo in Okianawa 1999年6月19日(土) 3:00pm〜20:00pm |
会場の設置も終わり、いよいよ試合開催。選手の勇気が試される時だ。選手達の緊張も徐々に盛り上がり、皆無口になり集中に入り始めた。
(写真をクリックすると拡大する)
出場の準備をする選手。付けているのはチャップスと言われる足を守る防具。ロデオ用のチャップスは、飾りがかなり派手である。筒状にはなっていない、バットウィングと呼ばれるタイプで、腰と腿の部分だけを止めており、足が動くと大きくひらひらとばたつく。これにより、アクションが派手に見える。また、審査員に足の悪さを見られにくいというメリットもある。
3時過ぎ、ロデオの開催を宣言。日本語によるロデオの解説も行われた。
ブルをシュート (Chute)に入れ、Flank-Strap (または Bucking-Strap )と呼ばれるロープを付ける。このロープには羊の毛が付けてあり、牛はこれがくすぐったくて跳ねるのだ。次の写真の牛の後ろ足の手前に見える赤いものがそれ。
いよいよライダーが乗りこむ。そして、Bull Ropeと鐘を取りつけ、ライダーはこのブルロープをしっかり握って飛び出す準備をする。胸に着けているのは、ベスト上のプロテクター。かなり分厚い。
シュートのドアが開かれると牛はアリーナに飛び出し跳ねる。これを8秒間持ちこたえると、審査員に乗りこなし方(50点)と牛の動き(50点)が別々に採点され、その合計点が得点(100点)となる。うまく乗りこなせても牛の動きが悪い(跳ねなかったり)と、点数が良くない。8秒以内に落ちたり、空に上げた手が牛や自分の体、器具に触れると失格になる。
ロデオに登場するピエロは、Rodeo Clownまたは、Bull Fighterと呼ばれ、牛の気を引き付けて、ブルライダーをブルから守る重要な役割をする。試合の合間には写真のように観客を笑わせたりする。
アリーナに飛び出す直前の選手。直前で、緊張が最高潮に達する。
写真のロープを引っ張ると、カンヌキが外れて、ドアが開く仕組みになっている。
ものすごい巨体のブル。跳ね方もすごかった。ブルライディング専門のため、アリーナが小さく、目の前で見られる迫力はすごかった。
ロデオの合間には、大抵ゲームも開かれる。写真は、子牛の尻尾にリボンをつけ、それを子供達が追いかける。リボンを取ったものには景品がプレゼントさせるのだ。
ロデオクィーンコンテストも開かれた。ロデオクィーンになるには容姿だけではダメ。カントリーダンスとロデオの知識が試される。
この新しい牛の跳ね方は、まぁ、おとなしかった。こういう牛にあたると、乗りこなしが良くても点数が低くなるので、損だ。どの牛にあたるかは抽選により決まる。
Real Western
Copyright © 1999 Masaji Munekuni All Rights Reserved.
無断転載禁止